燃料電池車(FCV:fuel cell vehicle)とは
水素を燃料として、空気中の酸素を反応させて
電気を発生させ、その電気でモーターを回して
走らせる車のこと。
トヨタの「MIRAI」が世界初の
燃料電池車。
発売から1年がたつ。
車の燃費というのは
燃料1リットルで、どれだけの距離を
走行することができるか・・・という
ことである。
電池燃料車の場合の燃費は?
水素の単位はNm3(ノルマルリューベ)で表す。
水素は気体でガソリンは液体なので、
Nm3を単純にリットルに
変換することはできないらしいが
一応の目安が下記になる。
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比較項目 水素 ガソリン
価格 110~150円/1Nm3 140~170円/1L
距離あたりの燃費 10~14円/1km(目安) 14~17円/1km(目安)
提供施設 水素ステーション ガソリンスタンド
設置場所 実験的にごく一部 全国各地に多数
「距離あたりの燃費」を見れば
ガソリン車より優れている。
HV (Hybrid Vehicle)は、基本的には
内燃機関を動力源とする石油エネルギー車。
それに対して
電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)は、
モーターを動力源とする電気動力車である。
電気自動車(EV)は、ガソリン車とちがって、
走行時のCO2の排出がまったくない
エコカーとして、大きな期待を集めているが、
電気自動車は、コストが高く航続距離が短く充電時間が長い、
というバッテリーの性能に大きな問題を抱えています。
いっぽう、FCV(fuel cell vehicle)はというのは、
水素を燃料としてるので、
走行時に排ガスを一切出さず、
出すのは水だけという、
究極のクリーンエンジンを実現しているらしい。
ただ、電池燃料車にしても
電気自動車にしても
最大の問題点がコスト面と
供給ステーション設置の不足。
とても高価な電池燃料車!!
1台1000万円はするそう。
そんな超高級車だが
トヨタの「ミライ」は
納車3~4年待ちというから驚き。
普及までの課題は残るが
水素で走る車が実用化されている
ということは、本当に革新的なことだ。
地球がクリーンエネルギーで
みたされることはそう遠い未来ではないのかな。
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